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表示条件:月齢[全て] カテゴリー[食生活:離乳食]
16件のQ&Aが見つかりました。
[食生活:離乳食]
離乳食はいつ頃から開始するのですか?
よだれが多く出て大人の食べ物を欲しがる様子を姑が見て、「離乳食を始めたら」と言います。3ヵ月健診のときに「離乳食は5ヵ月から」と聞きましたが、欲しがったらもう始めていいのですか?(3ヵ月)
以前は3~4ヵ月くらいの赤ちゃんでも、離乳食を開始してもいいという時期がありました。現在は厚生労働省「授乳・離乳の支援ガイド」(平成19年3月)において、離乳開始の目安として、首のすわりがしっかりしている・支えてやると座れる・食物に興味を示す・スプーンなどを口に入れても舌で押し出すことが少なくなるなどがあげられています。赤ちゃんには生まれてすぐから母乳やミルクを飲むために哺乳反射がありますが、この反射が残っていると離乳食を始めても舌の押し出し反射でうまく食べられないことがあります。反射は4、5ヵ月頃から少しずつうすれて6、7ヵ月ころには消えていき、自分の意思によって食べることができるようになります。そのため5、6ヵ月頃に離乳食を始めるのが適当とされていますが、発育・発達には個人差があるので目安として考えるとよいでしょう。あせらずに赤ちゃんの受け入れ態勢が十分整ってから開始したほうがママの負担も少ないと思われます。
[食生活:離乳食]
主食・主菜・副菜
離乳食を始めて2週間。離乳食の情報は本だけなので、そのとおりにやっています。本には、もうそろそろ主食・主菜・副菜として3皿与えるように書いてあるのですが、まだおかゆとにんじんとかぼちゃぐらいしか食べていません。どうしたらよいでしょうか?(6ヵ月)
本には、そろそろたんぱく質を含む食品も始めて、食品のバランスを考えていきましょうという意味で書かれていたのだと思います。主食(ごはんやめん、パンなど炭水化物を摂ることができる食品)、主菜(魚や豆腐、肉類などたんぱく質を摂ることができる食品)、副菜(野菜などビタミンやミネラルを摂ることができる食品)というようにわけることができますが、この時期は必ず3皿作る必要はなく、例えば食べ慣れているおかゆに野菜としらすを加えるといったようなママが作りやすい形でかまいません。慣れてきたらおかゆと、野菜と魚を煮た料理の2皿にしたり、おかゆとベビーフードのおかずタイプなどやりやすい方法ですすめていきましょう。
[食生活:離乳食]
軟飯って何ですか?
1歳を過ぎたら、おかゆから「軟飯」にしてよいと離乳食の本に書いてあったのですが、「軟飯」ってどんなごはんですか?(1歳)
「軟飯」とは、まだ噛む力が未熟なこの時期の赤ちゃんに合わせたやわらかめのごはんのことをいいます。お米から炊く場合は、米1:水2~3ぐらい(赤ちゃんの食べられる硬さに合わせて水の量を調整してください)の割合です。大人が食べている普通のごはんは、米1:水1.2の割合ですから、かなりやわらかいごはんです。炊いたごはんに水を加えて電子レンジで加熱しても作れます。ごはんと同量ぐらいの水を加えて、ラップをかけ、様子をみながら2~3分加熱し、しばらくそのまま蒸らしてできあがりです。
[食生活:離乳食]
豆腐のすり流しって何ですか?
保健所でもらった離乳食のパンフレットに「豆腐のすり流し」と書いてありましたが、どういう料理ですか?(7ヵ月)
「すり流し」は鶏肉やかつお、かに、グリンピースなどをすりつぶし、そこにだし汁を加えて、すまし汁やみそ汁に仕立てた日本料理の汁物のひとつです。できあがりはポタージュ状で離乳食の初めの頃にピッタリです。昔から離乳食のメニューにありますが、最近は家庭で作ることが少なくなりましたから、知らないママも多いでしょう。
離乳食用の「豆腐のすり流し」の作り方は、豆腐の水分を切り、よくすりつぶして、だし汁(ベビーフードでもOK)を加えてのばし、鍋に入れて煮立てればできあがりです。電子レンジで加熱してもよく、作ってみると意外に簡単です。白身魚やグリンピースなどいろいろな食材で応用できます。
[食生活:離乳食]
遊びながら食べる
食べ始めはよく食べますが、途中から遊び始めて食べ物を投げたりぐちゃぐちゃにしてしまいます。フォローアップミルク「チルミル」は1日500mlぐらい飲んでいますが、食べる量が少ないので栄養が足りているか気になります。(11ヵ月)
食べ始めはよく食べているのですから、ある程度必要な量は食べているのではないでしょうか。遊び始めるのは、かなりおなかが満たされてきたからでしょう。栄養バランスのよい森永フォローアップ「チルミル」もよく飲んでいますし、元気に遊んでいるということですから、栄養面は心配ないように思います。
[食生活:離乳食]
同じものばかり食べる
以前は何でもよく食べていたのに、暑くなってきてから決まったものしか食べなくなりました。栄養の偏りが心配です。(1歳)
この年齢は決まった食品ばかり食べるお子さまがよくみられます。好きな食品は変っていくことが多いので、しばらくは様子をみてよいでしょう。夏はのどごしのよいものがおすすめです。やわらかく煮たさつまいもやかぼちゃなどの野菜とヨーグルトをあわせたり、食べやすい大きさにしたトースト、やわかくゆでて刻んだめん類なども与えてみてはいかがでしょうか?
[食生活:離乳食]
母乳ばかりで離乳食がすすまない
ご飯もめん類も口に入れて味わうだけで出してしまい、ほとんど食べません。母乳が大好きで1日10回以上飲んでいますが、母乳を与えないと大泣きをするので、つい与えてしまいます。卒乳すべきでしょうか。(1歳1ヵ月)
母乳をちょこちょこ飲んでいると、おなかがしっかりとすく時間がありません。お散歩や外遊びなど気分転換をして、授乳の間隔をあけるようにしてみましょう。おなかがすけば自然と食事に気持ちが向いてくると思います。
[食生活:離乳食]
ミルク・離乳食の量
離乳食を始めて1ヵ月です。ここ3日ほど食後にミルクを飲まなくなり、ミルクの1日量が800mlから700mlに減ってしまいました。食べる量はまだ少なく、昨日はバナナ3cm、かぼちゃのペースト25g、おかゆ30g、大根大さじ2杯でした。今日はもっと食べなくて、人参1cmとキャベツ1/8枚、おかゆ10gだけです。ミルクをもっと飲ませたほうがいいでしょうか。(6ヵ月)
まだ離乳食を始めて1ヵ月ですので、これから徐々にお子さんの食べる量も増えていくと思います。その分ミルクの飲み量が減っても、今のミルクの量であれば特に心配ないでしょう。一時的に飲み量が減るようであれば、離乳食にもミルクを利用してみてはいかがでしょうか。離乳食は日によって食べる量が違うこともありますので、あまり量にはこだわらずにすすめていきましょう。
[食生活:離乳食]
離乳食完了に不安
まだ3回食がやっとで、量もすすんでいません。もうすぐお誕生日なので、離乳食を終わらせなければと思っています。こんな状態で、おとなと同じものが食べられるのか不安です。(11ヵ月)
お母さま方の中には、満1歳で離乳食完了と思い込んでいる方もいるようです。でも、発育や食事量、離乳食のすすみ具合など、個人差がありますから、12~18ヵ月頃を目安に、離乳食を完了すればよいでしょう。
子どもの成長は連続したもので、ある時を境に、急におとなの食事と同じものを食べさせようとしても無理です。「赤ちゃんの食べ方にあわせて、少しずつ固くしていったら、いつの間にか離乳が完了していた」ぐらいの気持ちで、赤ちゃんにあわせてゆったりとすすめてください。
[食生活:離乳食]
遊び食べ
今までは、割と順調に離乳食が進んでいました。ところが、急に食事中に遊び始めたり、一度口に入れたものをベーッと出したりして、食べさせるのが大変です。(9ヵ月)
9ヵ月頃になると、身の回りのさまざまなものに興味を示すようになり、食事にも今までのように専念しなくなります。椅子に座らせてもすぐ立ち上がったり、スプーンやお皿を投げたり、じっとしているのはせいぜい5分か10分くらいのものでしょう。またそろそろ自我が芽生え始めますから、好きなものときらいなものに対して、はっきり反応を示すようにもなってきます。無理に食べさせようとすれば、ベーッと口から吐き出したり、口をつぐんで開けなかったりします。こんな時はあまりおなかがすいていないのでしょうから、30分たっても食べなければ、思い切りよく片づけてしまいましょう。そろそろ、食べる時間と遊ぶ時間は違うのだということをわからせてください。お母さまも赤ちゃんの食事時間中は、テレビを消すなどして、落ち着いて食べさせてあげましょう。