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エンゼル110番

子育てママの喫煙・禁煙〜100人のママに聞きました〜

女性の喫煙者が増えるにつれ「エンゼル110番」にはタバコを吸うことでの胎児への影響と母乳への影響を心配する相談が目立ちます。厚生労働省の「平成12年乳幼児身体発育調査」でも妊婦の喫煙率が1割に達しています。一方、受動喫煙や副流煙などタバコの害に関する情報は多く、平成14年からは「健康増進法」により社会の分煙化も進み、社会は禁煙の方向へ流れているように思えます。
これまで喫煙経験があっても妊娠をきっかけに禁煙しようとするママは多いと思われますが、その実態はどうなのでしょうか。またパパの喫煙率はどの程度なのでしょうか。子育て中の家庭ではタバコはどのように吸われ、またママたちは胎児や赤ちゃんへの影響をどう考えているのでしょうか。2歳未満の子どもを持つママを対象にレポートしました。

喫煙経験のあるママは4割を超えるが、妊娠までに半数が禁煙

平成11年の厚生労働省発表のデータによれば、日本人の成人喫煙率は男性が52.8%、女性が13.4%です(出所:厚生労働省「平成10年度喫煙と健康問題に関する実態調査」)さらに、男性は「とくに30代、40代が60%以上と高い」、女性では「20代、30代の喫煙率は高くなっている」などを特徴としてあげています。年代的には「エンゼル110番レポート」の調査対象者と重なります。そこでまず両親の喫煙経験について聞きました。(図表1および2)
ママでは「喫煙経験がない」人が56人と過半数を占めました。「今までに喫煙したことがある」のは残りの44人ですが、そのうち半数の23人は妊娠までに禁煙しています。「現在吸っている」という人は17人いますが、そのうちの12人は妊娠中は禁煙し、出産後、断乳してから喫煙を再開したと答えています。妊娠・出産を通して本数を減らすなどしながら喫煙を続けた人は5人でした。
一方、パパでは「現在吸っている」が約7割(69人)で、結婚から妻の出産までに禁煙した人は10人でした。「まったく喫煙経験がない」は約2割(21人)でした。赤ちゃんのいる家庭ではパパのみの喫煙は53人、ママのみは1人、両親ともの喫煙は16組で、7割の家庭でタバコが吸われていることになります。

喫煙の子どもへの影響でとくに心配なのは喘息、SIDS、発育不良

図表3 子どもに対するタバコの害で心配なこと

タバコの害についてはさまざまな情報がありますが、ママたちは子どもに対する影響として何を心配しているのでしょうか。全員に聞いてみました。(図表3) 最も多くの人が心配しているのは「喘息など呼吸器への影響」(42人)でした。さらに喫煙との関連が指摘されている「乳幼児突然死症候群(SIDS)」も21人があげています。そのほかでは、早産や未熟児、障害がないかどうかなど「胎児・乳児の発育や発達への影響」(27人)、ニコチンが移行するなどの「母乳への影響」(12人)、「受動喫煙の害」(9人)を心配する人も多いようです。また、家庭内でのタバコの誤飲(3人)や、外での歩きタバコによるヤケド(3人)などの事故を心配する声もあがりました。
一方、具体的にはわからないが「漠然と不安」という人も13人いて正確な情報の不足も感じます。「特になし」とまったく気にしていない人は5人だけでした。ほぼ全員のママが赤ちゃんとの生活では喫煙の影響を意識しており、重大に受け止めているようです。
とくに今も喫煙しているママたちからは、「母乳にニコチンが出ないかと心配」(7人)、「赤ちゃんの肺が黒くならないか」「生後2週間で風邪をひいたのはタバコのせい?」「新生児黄疸が出たのは自分が喫煙していたから?」など具体的な内容があがり、不安と後ろめたさを感じているようすが伝わってきました。

 

赤ちゃんを守る対策は「煙に近寄らせないこと」と、身近な人へのマナー教育

図表4 わが家のタバコ対策

喫煙が赤ちゃんに及ぼす不安を感じながら7割の家庭で喫煙がなされている現状がありますが、ママたちはふだんの生活のなかでどのように赤ちゃんを守る工夫をしているのでしょうか。最も多いのは「ベランダなど戸外で吸う」(41人)、次に「換気扇のそばで吸う、空気清浄機を使う」(29人)、「家庭内で分煙する(吸う部屋を決める)」(20人)などの対策でした(図表4)。とにかく「子どものそばは禁煙にする」と決めている人も11人います。パパに「家以外(=会社)で吸ってもらう」ことで家庭内を禁煙と決めている人も5人いました。「副流煙に関する本や母親学級で聞いたことをパパに伝え、赤ちゃんのために禁煙を納得してもらった」「吸った後はパパにせっけんで手洗いしてもらう」など家庭内ではママ主導で厳しいルールが決められている実態もあるようです。何も対策をしていない人はわずか3人でした。
月齢が上がって外出するようになると外でのタバコ対策も気になるところ。レストランなどでは禁煙席が増えましたが、たいがい仕切りがなくタバコの煙を防ぎきれないことに不満を感じている人が少なくありません。外ではとにかく「煙のあるところに近寄らない、立ち去る」(13人)ことが最善の対策のようです。「言える人には子どもの前でタバコを吸わないように頼む」人もいます。

 

喫煙の害を知りながらもやめられないでいるママたち・・・

図表5 ママの禁煙にパパは協力的か

ほとんどのママは喫煙の害を承知し赤ちゃんへの対策も考慮していますが、「現在吸っているママ」(図表1、17人)の心境はどんなものなのでしょうか。「帝王切開で母乳がほとんど出ずミルクだし、友だちもけっこう吸っているから・・・」(30歳、10ヵ月)など母乳育児でなければ、あるいは断乳後なら吸ってもいいのではと考えている人が7人います。
そこで、なぜ喫煙がやめられないのかと質問したところ、タバコ特有の中毒作用に加えて「赤ちゃんの夜泣きで昼間も頭がボーッとするが、タバコを吸うとスッキリする」(20歳、8ヵ月)など育児ストレスでのイライラ解消のために吸うと答えた人が11人います。中には「気持ちとしてはやめたい。タバコの成分が母乳に移行するというのを最近知ってすごいプレッシャー。タバコを吸った後母乳を搾っていると、タバコがやめられない自分に悲しくなる」(27歳、3ヵ月)と、葛藤に押しつぶされそうなママの声も聞かれました。また、「妊娠まで吸っていた」人で、その後は禁煙を続けていた(図表1、13人)のうち2人が今後は吸ってしまうかもしれないと告白しています。
禁煙は本人の決意と努力を要することですが、喫煙経験のあるママ44人に聞いた「ママの禁煙へのパパの協力態勢」も大きなカギになりそうです。(図表5)答えは全体の約6割の夫が「ママの前では吸わない」など「協力的」でしたが、「協力的でない夫」も2割にのぼります。内訳では「今もタバコを吸うママ」(17人)の夫の「禁煙への協力度」では約半数の8人が「ママの前でもお構いなしに吸っていた」など「非協力的」で、ほぼ全員(16人)の夫が喫煙を続けていました。
「私のストレスが子どもに向かうよりタバコを吸うほうがまだましと言う」(23歳、1歳、0ヵ月)ママや、「夫は吸っているのに私には吸うなと言うんです」(27歳、3ヵ月)などママの本音も聞かれました。一方で妊娠前に禁煙した人は「夫が吸わないので禁煙に大賛成で私を励ましてくれた」(24歳、3ヵ月)と夫からの精神的な支えがプラスになったようです。タバコを断ち切れないでいるママが禁煙に一歩近づくためにはパパたちの禁煙意識を高めることも必要でしょう。

 

禁煙はこれでガンバッテ!−禁煙に成功したママたちからのひと言アドバイス−

  • 禁煙後3年たたないとニコチンが消えないと聞いていたので、妊娠するかなり前から禁煙対策が必要!市販の禁煙グッズを使うのもおすすめ。(29歳、8ヵ月)
  • 自分の気持ち次第。子どもへの責任を考えて!何かひとつ目標を持つとよい。(35歳、9ヵ月)
  • 何かに打ち込むこと!何もやらない時間があるとタバコに手が伸びるので。(34歳、9ヵ月)
  • タバコを吸うとおなかの赤ちゃんが苦しがってもがくと本に書いてあり、怖くなった。ガム、あめをいつも持ち歩いて口寂しくなるとそれを口に入れた。(23歳、6ヵ月)
  • 育児雑誌などでタバコの害についてたくさん読んだら、怖くなって吸いたいと思わなくなるはずです。(28歳、2ヵ月)
  • 自分がタバコを吸うことで、子どもが病気になったら子どもがかわいそう。どこかで断ち切るには、赤ちゃんができた今がチャンスと思ってほしい。(26歳、1ヵ月)
  • イライラするとたまに吸いたくなることはあるが、安全な母乳を飲ませたいし子どもの健康のためと自分に言い聞かせている。私の健康のことも、子どもができてからきちんと考えられるよう になった。(31歳、9ヵ月)
  • 買わないように努力して貯金するといいのでは?10箱で3000円くらいになるから貯めていけば食費くらいになりますよ。(24歳、3ヵ月)
  • 我慢するだけ。口寂しいのでガムとかアメ、お菓子を食べて太ってしまったけれど。それから居酒屋に行かないようにした。まわりで吸っている人が多いと1箱も2箱も吸っちゃうから。 (27歳、3ヵ月)
  • つわりでタバコの臭いが嫌になった。でも、夫を含めてまわりの協力が一番です!(25歳、6ヵ月)

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