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エンゼル110番

子どもは何人ほしい?ママたちの理想と現実〜100人のママに聞きました〜

2005年の合計特殊出生率は1.25と過去最低を記録しました。女性が子どもを生まなくなった背景については、さまざまな検討がなされていますが、あえて生まない選択をしている人がいる一方で、「生みたくても生めない」という人も少なくありません。
そこで今回、ママたちは「理想では何人の子どもがほしいのか、現実には何人の子どもを生もうと思っているのか」を調査しました。ママたちの声からは、理想と現実のギャップが浮かび上がってきました。

半数以上の人が、子どもは「3人以上が理想」

図1 理想では子どもは何人ほしいですか?現実には何人生もうと思っていますか

「理想では、子どもは何人ほしいか」をたずねたところ、100人中98人が2人以上の数をあげ、3人以上と答えた人が53人と、半数を超えました(図1)。

その理由としては「きょうだいの中で学ぶことが多い」というママの意見が多くあり、さらに「2人きょうだいよりも、3人のほうがより社会性が身につく」と回答したママもいました。ママたちが、子ども自身の人間性を高めるうえで、きょうだいの存在が重要と考えていることがうかがえます。

一方、「現実には何人生もうと思っているか」をたずねたところ、1人あるいは2人と答えた人が82人と全体の8割を占めており、半数近い人が、理想どおりに生むことは難しいと考えていることがわかりました。

1人っ子を理想とした人がわずか2人であるにもかかわらず、「現実には子どもは1人でよい」と答えた人が20人にのぼることに象徴されるように、理想と現実の間には大きなギャップがあります。

その理由として目立ったのは、「子育てにはお金がかかるので、これ以上生むのは無理」と経済的な問題をあげる声と、「年齢的・体力的に、2人以上はきつい」というように、年齢を理由にする声です。今回の回答者の年齢をみると、30歳以上の人が約6割を占めており、出産を考えるときに晩婚化・晩産化が大きく影響していることがうかがえます。

また、「(不妊症で)ほしいからといってすぐにできる身体ではない」「出産時の痛みを考えると生めない」「子育てが大変で、1人だけで精一杯」といった声もありました。

 

「社会の冷たさ」も、少子化の一因

図2 少子化が進むのはなぜだと思いますか?

「少子化が進むのはなぜだと思うか」という質問については、100人中39人が「経済的理由」をあげ、続いて「働く女性の増加」13人、「晩婚化」11人となっています(図2)。

また、「出産できる産婦人科の減少」「保育施設に入りにくい」「再就職が難しい」のように、社会全体が子どもを生みにくい環境になっていることを指摘する声もありました。

印象的だったのは「子育てをしている人に対して社会が冷たい」という回答です。「子どものいる人は迷惑がられるケースが多い。社会的にはもっと子どもを生んでほしいと言っているが、本音と建前は違う」「駅やデパートにでかけると、子どもに対する視線が冷たいと感じる」「社会の風潮が変わらない限り少子化問題は解決しない」といった声からは、妊婦や子どもに冷たい、子育てしにくい社会であることを、ママたちが肌で感じていることがうかがえました。

また、少数意見ですが「社会環境の悪化で、子どもの将来に不安を感じる」「核家族化で、母親自身の閉塞感が強い」などの声もありました。

 

出産前からの支援を望む声も

図3 どのような少子化対策を求めますか?

「どんな少子化対策を求めるか」という質問に対しては、やはり「経済的支援」をあげる人が多数を占めました(図3)。

「経済的支援」というと、出産助成費や育児手当など、「出産後の経済的支援」に目が向けられがちです。しかし、今回のアンケートでは不妊治療を経て子どもを授かったという人もおり、不妊治療や妊娠中の健診費用の助成など、「出産前からの経済的支援」を望む人も10人いました。

2番目に多かったのは「働きやすい職場環境・制度」(12人)で、「育児休暇制度があっても、同僚に迷惑がかかるので、現実には取りにくい」「育休制度が機能していない企業が多い」「育休取得後、仕事に復帰するためのシステムが確立していない」など、切実な声があがっています。

まして夫の育児休暇となると「制度としてはあっても、実際には忙しくて使えない」のが現状で、「男性も育児休暇を取れるようにしてほしい」「男性の意識そのものを変えてほしい」という声もありました。

また、病院など自分の用事を済ますときに、子どもを短時間預ける場や、子育てやママ自身の悩みを話せる相談窓口、子育ての情報交換ができるような近所の人との交流の場や機会、地域で子育てを助け合う仕組みなどを求める声もあり、核家族化で孤立しがちなママたちの姿が垣間見えました。

数は少なかったものの、「子どもを安全に育てられる環境を整備してほしい」「小児科を増やしてほしい」などの声からは、現在の社会状況では、子どもを安心して育てられないというママたちの不安が伝わってきます。

 

昨年、国が人口動態統計を開始して以来初めて死亡数が出生数を上回り、人口減少社会が現実のものとなりつつあります。人口減少に歯止めをかけるには、1組の夫婦が3人以上の子どもを生む必要があると言われています。

アンケート結果を見る限り、ママたちも、子どもは多いほうがよいと考える人がたくさんいます。けれど、現在の社会状況を考えると、3人以上の子どもを持つことをあきらめざるをえないようです。

経済的支援はもとより、職場環境・制度の改善、地域のサポート、そしてなにより、妊婦や子どもに暖かく手を差し出すことができる社会へ、意識そのものの改革が求められています。

理想と現実、ギャップの理由は?

<経済的な問題>

  • 子どもはかわいいし、にぎやかなほうがいいが、子育てにはお金がかかるので2人が精一杯。(32歳、1歳4ヵ月/3人→2人)
  • 経済的に2人育てるのは難しい。子どもを安心して預けられる環境があれば、仕事との両立ができ、経済的にも安定して子どもが生めると思う。(28歳、9ヵ月/2人→1人)

<仕事との両立が困難>

  • 現在育休中で、会社からは半年で戻ってほしいと言われているが、保育所が見つからない。育児と仕事を両立するための環境が整わないのでは、生みたくても生めない。(34歳、5ヵ月/3人→2人)
  • 子どもの数だけ産休・育休を取ることになるが、今の会社は理解してくれる人が少ないので休みがとりにくい。男性も含めて、堂々と育休を取れる環境が必要。(29歳、10ヵ月/3人→2人)

<年齢の壁>

  • もうすぐ40歳になるので、あと1人生めればラッキーだと思う。(38歳、11ヵ月/3人→2人)
  • 年齢的に3人生むのは無理。親は遠方に住んでいるので、出産してからずっと1人で子育てをしている。身近に頼れる人もおらず、気持ちが落ちこみ気味。(37歳、2ヵ月/3人→2人)

<不妊症>

  • 体外受精で双子の男の子を授かった。女の子が生まれるのなら明日にでも妊娠したいくらいだが、第三子を生むには、また治療が必要なので迷っている。(30歳、2歳2ヵ月/3人→2人)
  • 不妊治療の費用負担が大きく、かといって仕事をすると病院に通えなくなる。欲しくてもできない人も多いと思うので、不妊治療費の助成を増やしてほしい。(37歳、9ヵ月/2人→1人)

<自分の時間も大切>

  • 仕事を生きがいに何ごとも自分中心の生活だったので、育児を負担に感じてしまう。(36歳、9ヵ月/3人→1人)
  • 今でも子育てが大変なので、あと1人で手一杯。子どもがいると、自分の時間が少なくなってしまうのがつらい。(28歳、8ヵ月/3人→2人)

<頼れる人がいない>

  • 実家は遠いし、夫は夜勤の仕事なので頼りにならない。子育てを1人で背負う負担感が大きく、外で仕事をしているほうがずっと楽だと思う。(29歳、5ヵ月/3人→2人)
  • *(  )内は、母親の年齢、子どもの月齢/理想とする子の数→現実に生もうと思う数

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